08/12/21(日)中山11R 朝日杯フューチュリティステークス(GI) 2歳オープン 芝1600m 良

馬場・タイム・ラップ

マイルで0.5以下くらい遅くなりそうな馬場か? かなりのハイペースだがタイムは平凡。

レースレベル

低いとは言わないが凡戦とは言わざるを得ない。

各馬について

セイウンワンダー
終始内回り。ペースが速いと見るや後ろに下げた岩田の判断も良かった。馬群を抜けた瞬発力は称えたいが、やや物足りない印象はある。

フィフスペトル
この馬が一番強い競馬をしているのは間違いない。外目の枠で、直線はスムーズに行かない場面もあったにもかかわらずこの着順は立派。2000mも持つんじゃないかと思わせる内容ではあった。

ブレイクランアウト
意外と脚持つんだなという印象。騎乗は悪くない。地力は示したというところだろうか。

ホッコータキオン
外枠からハイペース先行でこの着差なら、地力最上位は明らかか。まあしかし、マイル戦ではテンの速さにやや足りない点があることは確かなようだ。強化版ノットアローンといったところかな。

ピースピース
展開向くだろうと思って複勝買ったが、やはり無欲の展開利だった。それでもまあこんなところが限界なんだろう。重賞では手を出さないほうがいいね。中山向きかな。

ミッキーパンプキン
思ったよりよっぽど良く走っている。やはりダンス産駒でこの時期走ってるのは秋には要注意だろうな。

シェーンヴァルト
騎乗ミスは明らかだが、瞬発力には欠けるかも。少なくとも中山は向いてないな。

雑感

朝日杯は毎年何だかよくわからないレースになっている。今回も時計を見る限りでは凡戦も凡戦。ただ、上位馬のこれまでの戦績を見ると、とてもレベルの低い戦いだったとは思えないんだけどなあ。実力馬がほぼ順当に上位を占めたとは思うが、あまり今後の参考にはしたくないレース。今年の牡馬クラシックはハイレベルという世の論調に一石を投ずる結果であった。